ウィズセキュア、エクスポージャー管理ソリューションをアップデート

Press Release  |  May 23, 2025

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~ 脅威の優先順位付けやAIベースのインサイトなど、パートナーにより多くのメリットを提供 ~

2025年5月23日:

先進的サイバーセキュリティテクノロジーのプロバイダーであるWithSecure (本社: フィンランド・ヘルシンキ、以下、ウィズセキュア) は、同社のエクスポージャー管理ソリューションであるWithSecure Elements Exposure Management  (Elements XM) の新バージョンを発表しました。今回のアップデートにより、クラウドの可視性やアイデンティティリスク検知の性能が向上し攻撃対象領域をより効果的に削減し、パートナーがオンプレミス/クラウドのハイブリッドITを使用する中堅・中小企業に対してエクスポージャー管理をより簡単に提供できるようになります。

企業がオンプレミスからクラウドファーストやハイブリッドITへと移行するにつれ、攻撃可能領域はその複雑化を増し、防御が困難になっていきます。Elements XMは、オンプレミスの資産、クラウドサービス、デジタルIDにまたがるハイブリッドなリスクを特定し、生成AIアシスタントであるLuminen™を通じてAIベースの実践的な対策を推奨することで、こうしたセキュリティの複雑さへのサポートを提供します。

ウィズセキュアでElements XMのプロダクトディレクターを務めるMika Lindoroos (ミカ・リンドロース) は今回のアップデートについてこう話しています。
「今日の攻撃者は、ハイブリッド環境全体の盲点を突いています。アップグレードされた当社のElements XMソリューションはこれらのギャップを埋め、真のビジネス価値を提供するために必要な可視性、自動化、そしてインテリジェンスをパートナーに提供します。」

Elements XMの新バージョンでは、複数の機能が強化されています。クラウドの可視性向上とIDエクスポージャーの詳細な分析が保護機能の強化に含まれており、ハイブリッド環境全体にわたる複雑な攻撃経路の特定が容易になります。Luminenとの統合により、ローカライズされたコンテキストアウェアな推奨事項と修復ガイダンスが提供され、脆弱性の把握とその対応に必要な時間が大幅に短縮されます。

Element XMはSIEM統合のためのAPIベースのセキュリティイベントエクスポート、経営層向けの包括的なレポート、オンボーディングを簡素化しサービス提供を向上させるプレイブックなど、幅広いツールをパートナーに提供しています。さらに、アプリ内ガイダンスや自動エージェントスキャンなどにより、オンボーディングエクスペリエンスが合理化され、導入直後からElements XMの価値を実感することができます。

今回のアップデートはウィズセキュアのパートナーを第一に考えて設計されており、パートナーがスケーラブルで効率的、かつ差別化されたエクスポージャー管理サービスをユーザーに提供できるようになっています。Luminenによってセキュリティ部門の負荷が軽減され、最も重要な脅威の優先順位付けおよび対応を容易なものにします。また、レポート機能により、サービスの効果をユーザー企業の経営層に明確かつわかりやすく示すことができます。

Elements XMは従来の脆弱性管理の枠を超え、攻撃パスモデリング、脅威インテリジェンス、資産コンテキストを組み合わせて、誤った構成のクラウドサービス、公開されたID、ラテラルムーブメントのリスクによってアクセス可能になった内部システムなど、最も重要なリスクを明らかにします。

今回のアップデートで追加された機能

●API経由でチケットシステムとSIEMシステムにElement XMの推奨事項を送信

●経営層向けレポートで、エクスポージャー管理活動のバリューをサマリーとして表示

今回のアップデートで強化された機能

●生成AIアシスタントであるLuminenのローカライズされた修復手順により、Elements XMエクスペリエンスの効率性が大幅に向上

●最新のクラウドおよびID脅威に対する高度な防御により、ハイブリッド攻撃パス (オンプレミス+クラウド) を保護

●新しい製品デモ環境で、Element XMの価値を迅速に実証

●合理化されたElement XMオンボーディングエクスペリエンス

WithSecure Elements Exposure Managementの詳細は以下のページをご覧ください:
https://www.withsecure.com/jp-ja/solutions/software-and-services/withsecure-elements-exposure-management

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

ウィズセキュア株式会社
広報部   秦 和哉
TEL: 03-4578-7745 (直通) 080-6842-8222 (モバイル)
press-jp@withsecure.com

WithSecure™について

ウィズセキュアは、多くのヨーロッパ企業に選ばれるサイバーセキュリティパートナーです。世界中のITサービスプロバイダー、MSSP、ユーザー企業から、中堅・中小企業を保護するアウトカム(成果)ベースのサイバーセキュリティソリューションにおいて大きな信頼を勝ち取っています。ウィズセキュアはヨーロッパにおけるデータ保護の規制に準拠し、プライバシー、データ主権、コンプライアンスに注力しています。
当社は35年以上の経験を持ち、ユーザー企業の消極的/保守的なサイバーセキュリティ対策から積極的/先進的なアプローチへのパラダイムシフトのサポートのためのポートフォリオを持っています。ウィズセキュアはパートナーとの協力的な成長へのコミットメントに基づく柔軟なビジネスモデルを提供し、ダイナミックなサイバーセキュリティの世界において両者の成功を保証します。
ウィズセキュアの最先端のポートフォリオの中心となるのは、AIを搭載したテクノロジー、人の専門知識、コ・セキュリティ (共同セキュリティ) サービスをシームレスに統合するElements Cloudです。さらに、エンドポイントおよびクラウドの保護、脅威の検出と対応、エクスポージャー管理にまたがるモジュール式の機能により、中堅・中小企業ユーザーのセキュリティ対策を強固なものとします。
1988年に設立されたウィズセキュアは本社をフィンランド・ヘルシンキに、日本法人であるウィズセキュア株式会社を東京都港区に置いています。また、NASDAQ ヘルシンキに上場しています。1988年に設立されたウィズセキュアは本社をフィンランド・ヘルシンキに、日本法人であるウィズセキュア株式会社を東京都港区に置いています。また、NASDAQ ヘルシンキに上場しています。詳細は www.withsecure.com をご覧ください。また、X (旧Twitter) アカウント @WithSecure_JP でも情報の発信をおこなっています。