Cyber SecurityサウナJapan

エピソード #9: セキュリティアンカンファレンス『Sphere23』@ヘルシンキ 現地レポート

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エピソード #9: セキュリティアンカンファレンス『Sphere23』@ヘルシンキ 現地レポート

サウナのようにホットなセキュリティトレンド、テクノロジー、インサイトをお届けするポッドキャスト『Cyber SecurityサウナJapan』。第9回目は、5月24日~25日にウィズセキュアがフィンランド・ヘルシンキで開催したセキュリティに関するアンカンファレンス『Sphere23』に参加したウィズセキュアの河野真一郎と北海道テレビ放送の三浦一樹さんが、現地の本家『Cyber Security Sauna』ポッドキャストの収録ブースを使い、このイベントの意味するところについて、現地からレポートしています。

エピソード #9はこちらからご視聴ください。

スクリプト:

河野:
『Cyber SecurityサウナJapan』。今回はフィンランド・ヘルシンキからの録音といったところで、本日お相手を勤めますのは、ウィズセキュア株式会社法人営業本部 河野真一郎と、本日ゲストスピーカーでお越しいただいております、

三浦:
北海道テレビ放送、三浦一樹です。よろしくお願いします。

河野:
今、これ実際にスマホを手に持ちながら『Cyber Security Sauna』のブースで録っているんですけど、まずどうですか、三浦さん?本当にサウナストーブがあるブースを用意しているウィズセキュアという会社、いかが思われますか?

三浦:
いや、でも本物のサウナストーブが入っているブース、存在しているとは思いもしませんでした。

河野:
私も絶対レプリカだと思ったんですけど、(ブース内のサウナストーブに) HARVIAって書いてあるから、これ本物ですよね。

三浦:
本物ですね。

河野:
(サウナストーブが) METOSじゃないのかな?っていのはちょっと若干不安なんですが。あ、HARVIAもMETOSも、サウナストーブの有名なメーカーなので、興味ある人はググってみてください。

とはいえ、これイントロで。この後三浦さんも河野も『Sphere23』、ウィズセキュアのアンカンファレンスと言われるセキュリティイベントで実際にいろんなお話を聞いてみてどうだったかって話をするんですけど。

なにせこれ、イントロ録ってるだけなんで。じゃあ三浦さん、とりあえずこの後アンカンファレンス、ウィズセキュアの『Sphere23』に行ってみましょうか?

三浦:
行ってきまーす。また後でお会いしましょう。失礼しまーす。

河野:
失礼しまーす。

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河野:
『Cyber SecurityサウナJapan in Helsinki』でございます。

今、状況としては『Sphere23』のDay 2、午後に入ったところでございまして。Day 1の午後のセッションで、サイバーセキュリティの現在状況、ウクライナ情勢や地政学的なお話があった後、ミッコ・ヒッポネンからChatGPT、AIに関するセッションがあり、Day2の午前中にはChatGPT、AI関連のセッションとサイバーセキュリティに関するセッションといったところがそれぞれあったんですが。とはいうものの、三浦さん。いろんな今までに参加したIT系のカンファレンスと比べて、ウィズセキュアの『Sphere23』、印象としてはいかがでしたでしょうか?

三浦:
そうですね。アンカンファレンスというふうになっていたので、「具体的に普通のカンファレンスと何が違うのかな?」という、正直よくわかってなかったんですけど、参加してみて「なるほど」っていうのは結構ありました。

製品の紹介を全然するわけでもなく、セッションが終わったら長い時間のネットワーキングタイムがいっぱいあって。その中で、各セッションでも語られていたと思うんですけど、「1人だけや1社だけではなかなか解決できないことが基本的にセキュリティが多いから、みんなでお友達作って帰ってね」、という素敵なメッセージが込められていたように思うんですけど。その部分が、普段いろんなエンジニア系の勉強会でお話したりとかして、雰囲気もすごい似ていて、私がカスタマーアンバサダーに選んでいただけたということが、少し納得ができたといいますか。すごく特殊な、だけどすごい楽しいカンファレンスだなと思いました。

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河野:
そうなんですよね。私も『Sphere23』に今回参加するのが初めて。まあ、このイベント自体が2回目なんですけど、私も基本的によくあるITのカンファレンスって、10時ぐらいから始まって、基調講演で1時間ぐらい喋った後、10分休憩でブレイクアウトセッションが入って、新しい技術の説明だったり、新製品情報や事例みたいなのが、とめどなくずっと夕方まで続く、みたいのを考えてたんですけれど。ウチのイベント、来年これから参加する方のためにちょっとお話するとですね、10時にスタートします。で、さっきお話ししたように、サイバーセキュリティの最新情報みたいなセッションが、20分セッションが2つぐらいあったりして。で、40分ぐらいセッションやると、もう次は45分休憩のところで世界中から集まった人と交流してください、と。もちろんウィズセキュアのエンジニアと交流してもらったり、参加者同士で交流してくださいねっていうのが45分やって。で、次のセッションをまた40分やると、また交流の時間が45分。

三浦:
そうですね。

河野:
講演聞いている時間と交流の時間、ほぼ半々でしたよね。

三浦:
そうですね、すごいなと思いました。

河野:
なにせ、アジェンダが出てきたのが1週間ぐらい前だったんすけど、アジェンダを見た時に「ウィズセキュアっていう会社が、本当にコ・セキュリティ、コ・ワークみたいな話をするのと同様に、本当にそういうのがイベントの中にも込められているんだな」というふうに思いました。

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三浦:
ウィズセキュアさん、本当にホスト側に徹しているというか、もう「場所を用意してネタも用意したからあとはみんな仲良くして帰ってね」みたいなのがすごい伝わってきて。入口は倉庫みたいなとこで会場やっているんですけど、入口に『Sphere23』って書いてあるんですけど、ウィズセキュアってどこにも書いてなくて。

河野:
それね。

三浦:
ここであってるのかな?みたいな。

河野:
Tシャツとか、いわゆるパーカー、フーディも売っているんですけれど、ウィズセキュアって書いてないのね。

三浦:
Sphereしか書いてないっていう。あぁ、徹底しているなぁ、って。

河野:
私、ウィズセキュアで営業やらせてもらっていますけど、このTシャツ買ってもウィズセキュアって入ってないんだなって、結構真剣に考えましたね。どちらのイベントのやり方にもやっぱり良さはあると思って、技術的なところを本当に1時間ずつきっちりやるっていうのもありだと思いますし、今回ウィズセキュアがやっている『Sphere23』のように、交流を目的としていろんな方々と情報交換することをしてください、っていうのも1つのイベントのあり方なんじゃないかなと思ったんですが、三浦さんは個人的な好みとしてはどっちが好きですか?

三浦:
好みで言うと、こっちのアンカンファレンスのタイプの方が気持ちもゆっくりですし。何といいますかね。直前にあったキーノートとかセッションの感想とか、他の人はどう思っていたのかっていうのをネタにしてトークをするセッション。それをネタにして話す時間も結構あるので、ちょっと理解が追いつかなかったな、みたいな部分とかも、お話ししてから、「なるほど、そういうことだったのね」とか「じゃあ、こういうことですかね」、みたいなところで。更に話を広げるっていうのが、セッションやってネットワーキングタイムやって、というのを、それをひたすら2日間繰り返しているような感じがあったので、またすごく勉強になったというか、モチベーションも上がったし。こっちの方が好きかな、という気がします。

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河野:
ありがとうございます。

といったところでですね、ぜひこのポッドキャストを聞いてくれた方、もしくはこのポッドキャストのテキストを読んでくれた方ですね。来年の『Sphere23』、じゃない。来年は『Sphere24』ですね。2024年のウィズセキュアのカンファレンスに行ってみたいと。フィンランドで多分開催されると思うんですけど、参加したいという方がおられた時にはですね、ぜひぜひ、ウィズセキュアの公式Twitterアカウントなどに、「ちょっと興味がある」みたいなメッセージを送っていただいたり、リツイートしていただければ非常にありがたいなというふうに思っているところでございます。

といったところで、フィンランド・ヘルシンキから収録しました今回の『Cyber SecurityサウナJapan』は、ここでひとまず終了でございます。

本日のお相手は、ウィズセキュア株式会社 河野真一郎と、

三浦:
北海道テレビ放送、三浦一樹でした。

河野:
どうもありがとうございました。また次回お会いしましょう。

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Cyber SecurityサウナJapan エピソード#9はYouTubeでもご覧いただけます。
https://youtu.be/IqpVKtw-728